情報の取捨選択ゴルフはターゲットゲームです。
ただ単にボールを打てばよいというものではありません。
打つ前にはそれ相応の「準備」が必要です。

ピンまでの距離、高低差、風、ボールのライなどの状況判断から、クラブ選択、ショットのイメージ、方向や狙い所の再確認など、実際に打つ前にやるべきことはとても多いのです。
それら準備を怠り、自分が打つ時になって慌ててアドレスに入っているようではミスショットになることは目に見えています。

 

良質な情報、悪質な情報

ゴルフのプレーにおいて、打つ前に必要な準備でやるべきことは「情報収集」です。
しかも、それは「良質な情報」でなければなりません。

「良質な情報」とは、正しい判断ができるための情報であり、皆さんの潜在能力を存分にひきだすことができる情報です。
一方「悪質な情報」とは、判断を狂わせ、潜在能力を封じ込めてしまう情報です。

例を挙げましょう。
ターゲットまでの距離や高低差、風の状態などは正しいクラブを選択する上で必要な「良質」な情報です。
一方、「左にOBがある」とか「右手前には池がある」といった情報は、時には「悪質な情報」になります。
それらを知ってしまったが故に体が硬直し、スムーズなスイングを妨げてしまうことがあるからです。

 

情報の取捨選択に必要なモノ

コースを攻略する上でどこが危険なのかを把握し、できるだけリスクを負わないように攻めていくことは大切です。
しかし、例えばコースのレイアウトやその人の飛距離等からフェアウェイの右側を狙うと決めたとしましょう。
であれば、左にOBがあろうがなかろうが、やるべきことはフェアウェイの右側を狙うことのみなわけですから、左のOBの存在は知らなくてもよいのです。
左がOBだと知ったとたん、それを意識してしまい左に引っ掛けたり、右に逃げ過ぎて林に打ち込んだりした経験をお持ちの方は少なくないでしょう。

情報を取捨選択するには「センス」が求められます。
「センス」を磨くには経験を積むのが一番です。
経験を積むにはコースレッスンや合宿は絶好の機会です。
また、それらの機会で多くの方と接することもセンス磨きには有効です。
コースレッスンや合宿には、是非積極的に参加なさってください。

現代は情報過多の時代。
入ってくる多くの情報を取捨選択し、良質な情報だけをインプットすることは、ゴルフに限らず、仕事においても豊かな生活を送る上でも大切なことではないでしょうか。

(文:小森)