現在人は電化製品や交通機関の発達で生活が便利になり、運動不足に陥っています。
更にコロナでリモートワークをする人が増え、運動不足に拍車がかかっています。
テレワークで自宅からほとんど動かずに仕事をしている人は、ぜひ休みの日にはゴルフを楽しんでください。
何故なら、ゴルフには人を健康にする要素がたくさんあるからです。

■ゴルフで骨粗しょう症予防を

前回はゴルフの健康効果の一つ「歩く」ことを挙げました。
ゴルフの健康づくりの効能は「歩く」だけではありません。
ゴルフは骨を丈夫にし、骨粗しょう症予防にも効果的なスポーツです。
何故なら、ゴルフは適度に日光を浴びるからです。

骨を強化するにはカルシウムが必要ですが、単にカルシウムが多く含まれている食材を摂れば良いというものではありません。
摂取したカルシウムを骨が吸収するには、活性化されたビタミンDが必要だからです。
そして、ビタミンDを活性化させるのに必要なことが「紫外線を浴びる」ことなのです。

ビタミンDの約90%が、紫外線B波のエネルギーを皮膚が吸収することで生成されるそうです。
ですから、紫外線を浴びなければ、ビタミンDが活性化されず、どんなにカルシウムを摂取しても骨がカルシウムを吸収できず、その結果、骨がどんどん弱くなってしまうのです。

とはいえ、紫外線を浴びすぎると、シミなどお肌に悪影響をお呼びしますし、目の老化や白内障の原因にもなります。
帽子やサングラスを着用するなどの紫外線対策は抜かりなく実践してください。

また、骨は衝撃を与えると強くなることが分かっています。
自分の脚でコースを歩くことで、地面から下肢の関節に適度な衝撃を受けます。
そのことで下肢の骨が強化されていきます。
ですから、ラウンドのときは出来るだけカートには乗らず、自身の脚で歩くことよう努めてください。

歩いてラウンドするとスコアアップにも効果的です。
その理由は、ビジネス情報サイト「Biz clip」の連載コラム、ゴルフエッセー“耳と耳の間”第16回「スコアも翌日の仕事も絶好調にするゴルフ~歩行編~」で詳しく説明しています。
参考になさってください。

(文:小森)

※「Biz Clip」は、NTT西日本さんが運営し、日経BPコンサルティングさんが編集するビジネス情報サイトです。(全文を読むには会員登録が必要です)