コロナがきっかけで、リモートワークやオンライン会議を導入する企業が増えました。
そのことで、通勤、出張など人の移動が減り、多くの人が運動不足に陥っています。
人間は動物です。
動物は動く生き物です。
動物は動かないと、生きる力が衰え、生命力がどんどん低下していきます。
私のレッスンにお越しいただくお客様の中にも、「平日はリモートワークでほとんど家から出ない」という方が多くいらっしゃいます。
そして、そのような方々から多く聞かれたのが、「肩がこる」「腰が痛い」、そして「太った(汗)」といったカラダの不調を訴える声です。
月曜日から金曜日まで、リモートワークで心身共にガチガチに疲労している人は、是非休日にはゴルフを楽しんで欲しいと思います。
何故なら、ゴルフには人を健康にする要素が沢山あるからです。
本コラムでは、これから何回かに分けてゴルフの健康効果について考えてみたいと思います。
■歩くことは健康にもスコアアップにも効果的
ゴルフというスポーツの特徴の一つに「長い距離を歩く」ことが挙げられます。
日本のゴルフ場の平均距離は、1ラウンド(18H)の合計で約6,200ヤード(=5.7km)です。この距離を歩くと、約7,600歩です。
もちろんアベレージゴルファーは左右にボールを曲げますので歩行距離は長くなり、1ラウンドで約10kmは歩くといわれています。歩数にすると約13,000歩です。
厚生労働省が健康保持・増進のために推奨している1日の歩数は、男性が9,200歩、女性が8,300歩です。
1,000歩あるくのに要する時間は約10分といわれていますので、男性は1日約90分、女性でも1日80分ぐらいは歩かなければならない計算になります。
忙しいビジネスパーソンとって時間はとても貴重です。
いくら健康のためとはいえ、ここまで歩くために時間が取れる人は少ないのではないでしょうか?
それをゴルフで1ラウンドプレーすることで、余裕でクリアできてしまうのです。
ゴルフは、健康づくりに必要な歩数を十分確保することができるというわけです。
歩くことは健康の保持増進にプラスになるだけではなく、ゴルフのスコアアップにも効果的です。
それについては、ビジネス情報サイト「Biz clip」の連載コラム、ゴルフエッセー“耳と耳の間”第16回「スコアも翌日の仕事も絶好調にするゴルフ~歩行編~」で詳しく説明しています。
是非お読みください。
(文:小森)
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