GW真っ只中の5月3日(祝)、東戸塚スクールにて、恐らくゴルフ業界では初となるであろう画期的なイベントを開催しました。それは「転倒リスク計測会」です。
転倒事故は、高齢者にとって健康寿命を奪い、最悪の場合、寝たきりになる可能性の高い危険なものです。「転倒リスク計測会」では、UNTRACKED社が開発した立位機能評価システム「StA2BLE」(ステイブル)を用いて、人の転倒リスク(転びやすさ)を計測。「立位年齢®」として数値化するものです。立位年齢は、身体機能を数値化し、年齢で表した「バランス年齢」と、感覚能力を数値化した「感覚点数」から割り出されます。
立位年齢が実年齢よりも高くでた人は要注意。トレーニングをする等、何らかの対策が必要です。このことを注意喚起し、行動変容を促すことがこのイベントの最大のねらいです。
◎本イベントの詳細は こちら です
◎本イベントのプレスリリースは こちら です
本イベントは、東戸塚スクール(レアレアゴルフスクール)の会場である、フィットネス&スパ レアレア・オーラスパ東戸塚店(所在地:横浜市戸塚区)内のジムエリアで開催され、44名の方にご参加いただきました。計測を希望されたにもかかわらず、時間の関係でお断りした方が何人かいらっしゃいました。ごめんなさい。
ゴルフの上達のために考案され、当スクールで実践しているエクササイズ「ゴルフフィットネス」は、身体バランスを向上させる効果の高い運動プログラムです。何故なら、ゴルフはバランスが命だからです。立位年齢が実年齢より低く評価された方には、このゴルフフィットネスを体験していただくのも、このイベントの目玉のひとつでした。ところが・・
会場は、ジムエリアのスタジオのすぐ隣にあったため、被験者の多くは、スタジオで開催されていたヨガやフラダンス、機能改善エクササイズなどのプログラムに参加された会員様で、ほぼ全員の方に運動習慣があり、殆どの方が、立位年齢が実年齢よりも若い(転倒リスクが低い)と出たのでした。よって、ゴルフフィットネスを体験いただく機会が皆無だったのです。
現在、UNTRACKED社さんの方で、計測結果を詳しく解析中です。解析結果が楽しみですが、殆どの方の立位年齢が若かったのは事実で良い誤算でした。次回はゴルフ練習場などに会場を移し、ゴルファーがゴルフをしない人と比べて計測結果にどのような差があるかを見てみたいと思います。
本イベントの開催にあたり、ご協力いただいたUNTRACKED社さん、会場のレアレア東戸塚店さん、そして計測にご参加いただいた被験者の皆様に、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。今回の結果を今後に活かし、高齢者の方の健康寿命の延伸に寄与していきたいと思います。
(文:小森)
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