去る11月18日(月)、小田急藤沢ゴルフクラブにて「GHS合同クリスマスコンペ2024」を開催しました。今年の企画は「歩行姿勢測定」です。ゴルフの基本は歩くこと。今回は、歩行姿勢測定システムで参加者全員の歩行姿勢を測定。歩行年齢やバランス年齢を算出しました。そして歩行に関するプチセミナーも行いました。
パーティの前に参加者全員で記念撮影
■NECの歩行姿勢測定システム
今回使用した歩行姿勢測定システムは、マーカーなどを装着しなくても、キネクト(3Dセンサー)に向かって約6m歩くだけで歩行動作が測定できる優れものです。
歩行動作の測定項目は、「歩行速度」「ふらつき」 「左右差」「身体の軸」「腕振り」、「足の運び」の6つで、年齢と性別に応じて5段階のスコアを表示します。
歩行運動の特性が数値化されることで、例えば足を前に踏み出した時の角度に左右差があると、股関節の可動域や股関節を屈曲させる筋力に左右差があることになり、ゴルフスイングにも影響を及ぼすため具体的なトレーニング法を指導することで、その人に適した改善行動を促すことができます。
また6つの項目のスコアから、年齢に応じた基準で「速度年齢」「姿勢年齢」「バランス年齢」の4つの年齢を表示します。今回はゴルフコンペの順位とは別に、この4つの年齢がそれぞれ実年齢より最も若かった方を「歩行姿勢賞」として表彰しました。結果は後ほど・・
歩行姿勢測定の様子、被験者はセンサーに向かって約6m歩くだけ
★歩行姿勢測定システムについては → こちら
■”歩行”に関するプチセミナー
成績発表の前に、パーティの席で「歩行」に関するプチセミナーを行いました。講師はGHS藤沢川名スクールの水洗インストラクターと、GHS代表インストラクターの小森です。
水洗インストラクターからは、歩行の運動サイクルや足部(くるぶしから下でかかとからつま先までの部分)の動きと働き、そして足裏アーチの大切さをお話ししました。
小森インストラクターからは、歩くことの効能、特にコンディショニング効果について、健康的な歩き方や、歩いてラウンドすることでスコアが良くなることなどをお話ししました。そして歩行姿勢測定システムの測定データの見方を解説しました。
今回の賞品はカラダにいい健康食品や栄養価の高い食品ばかりです
水洗と小森による歩行に関するプチセミナー
★歩行に関するプチセミナー資料は → こちら
■立場スクールの古梶まどか様が初参加で初優勝!
歩行の話を興味津々で聴き入る中、立場スクールから初参加の古梶まどか様が、ネット73.2の好スコアで見事優勝に輝きました。準優勝も同じく立場スクールから初参加の松岡高弘様が、3位は東戸塚スクールの仲保勝江様が獲得されました。
(左より)3位の仲保様、準優勝の松岡様、優勝の古梶様
(左より)銀賞の桑木様、花田様、平川様/銅賞の田端様、岸本様、高野様、山田様、松岡様
本コンペは2021年から、「使用ティ選択制」で開催しています。性別、年齢を問わず、飛距離に応じて自己申告で使用ティを選択していただく形式です。よってレディースベスグロという名称を廃止し、赤ティからプレーされた方のベスグロを赤ベスグロ、金ティ(従来のシニアティ)のベスグロを金ベスグロと呼ぶようにしています。
今回、赤ベスグロを獲得されたのは、優勝された立場スクールの古梶まどか様(96)。金ベスグロは、藤沢川名スクールの花田兵六様(97)。白ベスグロは同じく立場スクールで準優勝の松岡高弘様(84)でした。※カッコ内はグロススコア
(左より)白ベスグロの松岡様、金ベスグロの花田様、赤ベスグロの古梶様
ドラコンとニヤピンは、それぞれの使用ティから全員で競いました。獲得されたのは次の方々です。
ドラコン(左写真):木村様×2、小嶋様、相田様、櫻井様、仲田様、荒巻、桑木様
ニヤピン(右写真):礒田様、田端様、岸本様、桑木様、櫻井様ご夫妻、矢島様、松岡様
■歩行姿勢賞は誰の手に?
歩行姿勢測定システムの測定結果から算出された4つの年齢、歩行年齢、速度年齢、バランス年齢、姿勢年齢が、実年齢より最も若かった方を「歩行姿勢賞」として表彰しました。
その結果、歩行年齢が実年齢より14歳若く、バランス年齢がナント32歳も若かった東戸塚スクールの斎藤勝太郎様。歩行年齢が14歳若く、速度年齢が19歳若かった立場スクールの櫻井富之様。姿勢年齢が25歳若かった藤沢川名スクールの田中誠様の3名様が、歩行姿勢賞を獲得されました。
(左より)歩行姿勢賞を獲得された、斎藤様、田中様、櫻井様
歩くことは、健康的にゴルフを続ける上で大切な要素です。今回の歩行姿勢測定のデータを基に、必要なトレーニングやコンディショニングを行い健康ゴルフを実践してください。この度はご参加いただき、誠にありがとうございました。(文:小森)